『愛してます!』

~とある村田和人さんファンのブログ~

De P-CANの曲たち

もうすでに3Daysのライブは終わってしまったし、アルバムの曲のネタバレにはもうならないので、「De P-CAN」の曲について思うことを書きたいと思います。

 

1曲目「昭和の夏」。

村田和人、一意専心の唄。

イントロが流れ、「あれ? 落ち着いてるぞ」と、違和感を感じました。

落ち着きたくなんかない、De P-CANはとことんチャラいアルバム

村田さんはそうおっしゃっていましたから、村田バンドのアレンジだとこうなっちゃうのか・・・と、思いました。

しかし、村田さんの声が聴こえて、ワンフレーズを聴くだけで、ぶわっと涙が出てしまいました。

ほんとに辛かったんだなぁ、ほんとに苦しかったんだなぁ、心底分かりました。

唄っている時に、背中をさすってあげたかった、とか、肩を抱いて支えてあげたかった

なんて、生意気にも思いながら、なんとなく聴いていられないくらいに辛かった感じもありましたが、涙こらえて最後まで聴きました。

ほんとによくぞ残してくださいました。

そして、村田さんの振り絞る声を活かすための最良のアレンジ、

村田さんの唄をしっかりカバーし支え盛り上げるためのコーラス。

これは、僕が村田バンドを知らなすぎでした。村田バンドに任せて、ほんとに素晴らしい曲になったと、「ありがとう!」って、村田さんはあの声を振り絞って叫んでいると思います。

 

2曲目、「(Noting's gonna change)Lovely Days」。

GOMES THE HITMAN アレンジ・演奏。

もう、心底びっくりしています。まるっきり村田和人のサウンドなんで。

山田さん作詞の「Brand New Day, Brand New Songs」に似ているアレンジは、そこはやはり意図的なものと思われますが、

EGに橋本哲さんが参加されて、圭右さんに勝るとも劣らない音を聴かせてくれています。

ハンカチぐるぐるみたいな、この曲独特のふり、できるんじゃないかなぁ。

Lovelyという言葉が好きなんです。

僕のイメージでは、別に大したことではないありきたりなことだけど、「お、いいね」って気軽な感じで言える言葉。

だから、Lovely Daysというのは、ありきたりな毎日かもしれないけど、それが幸せなんじゃないのかな、っていう意味が込められているように思います。

村田さんと過ごした日々、ということが言える人たちがうらやましいなぁ~。僕は短い時間でしかなかったからね・・・。

 

3曲目、「Tシャツにアロハ」

スタイリストのつかないミュージシャンのステージ衣装って、やっぱり自前ですよね。

バンドライブでのテツさんのシャツはいつも、どういうセンスなのかなぁ~、って不思議だったです(失礼しました・・・)。

村田さんがおしゃれ、というイメージも僕にはありません。逆に着るものには無頓着くらいに思えました。

アロハシャツが似合う人っているんです。日本人は全般的に似合うとされているようですが、

几帳面とかくそ真面目というタイプには、似合わない。

面倒くさいこときらい、楽でいいの、いつも笑顔だね~、って感が滲んでる人が似合いますよ、やっぱり。

・・・、村田さんですね。

トーベンさんのヴォーカルで、きっちり歯切れよく唄ってくれています。

トーベンさんと村田さんは「むらべん」として何度かライブされてますが、曲中うまい酒って出てきます、ライブ後に酒の宴などあったのかな?

 

4.「南の島の結婚式」

杉さんしかいませんね。このストーリー性のある歌詞を唄えるのは、杉さんしかいません。

なので、僕はビビっと「ヒッピーガールとシティーボーイ」に似てる! と思いました。

ですが、アレンジ的には「Once Upon a Time in “Jyo-ji Town”」とか「HAVANA MOON~王様は寝ている」のようなゆったり感満載のテイストなので、南の島という曖昧な場所じゃなくて、具体的に◯◯ってなってたら、更によかった気がします。

村田さんの曲の、どこかシリーズって好きなんですよ。

ほんとのことですが、僕は「De P-CAN」には必ず結婚式を描いた曲が入る、って思っていたんです。

曲目を見た時、「南の島の結婚式」って見た時、「イエーーーーィッ!!」でした!

 

5.「One & Only」、もう偶然とか自然にということではない、運命とか必然とかでも言い表せない、これは彼方さんが唄うための曲でしかないような、なんか、ゾクゾクするほどに感じました。

村田和人さんは、村田彼方さんのお父さん。

村田さんてどんなお父さんだったのかな。なんとなく抱くイメージは、村田さんを知ってる人なら同じイメージを持ってる気がします。

僕の親父は、僕がパンクロックなど好きだったりしたら、怒って叩いてでもやめさせる、って感じですけど、

村田さんは彼方さんをしっかり後押ししたわけですから、自由を何より求めた村田さんらしいですね。

彼方さんの歌声はいいなぁ、ハキハキしていて。お父さん譲りの腹から出る声。いい歳こいた不良のバンドマンたちに、かなりいびられたレコーディングだったようですけど、全然オッケー! 彼方やるぅ~! って村田さんの声が聞こえます。

One & Only。彼方さんと村田さんの父子の関係は、どんなミュージシャンにも変われません。

 

6曲目、「定員10名」。

「君だけがいない」という歌詞を今の僕たちが聴くと、君=村田さんとどうしても思ってしまい、バリバリのロックなのに泣けて仕方ないと思います。

でも僕は、これは「So long, Mrs.」の後の物語だと思ってます。

作詞は田口さんの弟子という折原いつかさん。田口さんは村田さんの容態など全く知らずに作詞作業をされていたとのことで、折原さんもそれは同じことと思います。

学園祭にはバンドを組んでた仲間と海日よりのホリディ。

きっと誰もが疑わなかった君と僕のゴール、だけど幸せの選び方皆同じじゃない、家族連れと再婚組と僕だけがまだ一人。

ネクタイが似合わない、髪は今も長いし、無精髭に名刺も持たず、学生に見られる(のかな?)まだ子供な、あの頃の夢見続けている、多分ミュージシャン。

君が来なかったのは、僕のせいなのか。10名乗りのバン、一席空いてる。

村田バンドで暴走した感のあるアレンジですが、こんなに奥深いコーラスはないし、友成さんのグリッサンドを効果的に多用した爽快感溢れるピアノが最高です。

コーラスでは、♪僕だけがまだ子供さ ♪summerday without you  は分かるのですが、

♪僕だけがまだ一人さ  ♪の後がどうしても聴きとれません。分かる方、教えて下さい! 

 

7. 「EVERYWHERE MAN」

ゴメスの山田さんがビートルズの「NOWHERE MAN」にインスパイアされて作詞したもの。

「NOWHERE MAN」は、「一人ぼっちのあいつ」という邦題になっています。

それを受けて「EVERYWHERE MAN」は、「仲間に囲まれたあいつ」とか、そんな訳し方でいいと思いますが、

♪ロマンチックな夢を見させて♪という歌詞から考えると、「EVERYWHERE MAN」は、「夢の中にも現れるあいつ」とかそんなイメージかな。

村田さんは旅立たれてもう会えないのが現実だけど、夢の中で会えるよ

って思えるだけで、元気になるきっかけになる。それはすごくいいことだね。

ビクター時代のアルバムを彷彿させるような、ゴメス皆さんのコーラスがなんとも心地よくて、心を込めて唄う見本のようです。

特に堀越さん・高橋さんの声が緩く暖かな雰囲気を作っていて、最後の♪ra~ra ra~♪はずっとループで聴いていたいくらいですけど、スパッと切るところが夢から目覚める現実を表しているのかな、なんて思います。

 

8. 「Smiling~思い出にはできない」

杉さんとSTARDUST REVUE根本要さんのデュエット。作詞は安藤さん。

思い出にはできないというタイトルが、安藤さんの率直な辛い思いを示しています。

そんな中でも詞を書かなければならなかったのは、とても酷なことだったと思います。

それでも、考え付くされた韻を踏む詞は、メロディに乗せると時計のリズムを刻むように感じさせ、何かを暗示させる意図が込められているのかも知れません。

杉さんが村田さんの曲を沢山唄ってくださっているのは知っています。要さんはどうなんでしょうか。

「Get Along The Night」以外にも唄っていただきたい曲が沢山! ぜひお願いします。僕が知らないだけ、かな。

 

9曲目「回航」。

レコーディングがどういう順で行われたのかなど全く分からないのですが、締めくくりとして、壮大な曲になりましたね。

回航、人生は旅のようなものとしてとらえていいと思います。

しかし、ギターソロに「I'm Leaving You」は辛いです。

回航は港から港へ戻って来るもの。「I'm Leaving You」はバラードの名曲で思い出が多すぎるし、別れを意味する曲ですから、自然に涙が流れて仕方ありません。

でも、えぇっ?!  とびっくりしましたし、あまりにもぴったりなので、もうこれしかないって、皆さん一致で決まったんでしょうね。

小板橋さん。素晴らしいヴォーカリスト

「De P-CAN」全てのコーラスアレンジを担当されています。

「コーラスはこいちゃんなしには考えられない」と、村田さんはおっしゃっていました。自らコーラスアレンジを買って出たのだと思います。プレッシャーはおそらくメンバーの中で一番だったはずです。だって、村田和人のサウンドはなんてったってコーラスが命!

それは誰もが分かっていることですから。

全曲通して、初めて聴くはずなのにどこか懐かしいと思えるのは、小板橋さんのコーラスアレンジあってだと思います。

「De P-CAN」での一番のキーパーソンだと思ってます。

 

10.「Birthday」

村田さんは最初からこの曲を入れる構想だったのでしょうか。それにあまりにも誕生日の曲にしては暗く重いので、これはどうしたものかと思いましたし、今もどう解釈したらいいのかよく分かりません。

勝手にギターに合わせて、誕生日らしい詞を考えて合わせたりしていますが、全くダメですね。作詞家ってすごい、との村田さんの言葉、よーく分かります。

 

 

以上、雑感ですが書いてみました。

あと、「君という海」がありますが、それはいずれ村田さんの曲たちで書きたいと思います。

 

長々と独りよがりの感想でした。