『愛してます!』

~とある村田和人さんファンのブログ~

湾岸に行ったので、湾岸ウィング

衝撃でした。
「湾岸ウィング」を初めて聴いた時は。


僕が湾岸ウィングを知ったのは、村田さんが司会を勤めていらした「ベストサウンド3」です。
エンディングテーマでした。

その頃はいわゆる、バンドブームで、
ボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人組バンドが大人気で、
通称 イカ天イカすバンド天国なんて番組からデビューを目指す
なんてことが流行った時代です。

それでいながら、全くバンドに興味のなかった僕ですが、
なぜかベストサウンド3は欠かさず観ていて、
生意気にも、
「この番組は、今の流行りに全く合っていない」
と思ったほどです。

当時のこういう4人組バンドって、例えばギターソロなんて、
どれだけ高い音で速く細かく弾くか
が命。
目立つのはボーカルとギター、ドラムとベースはついで、みたいな。
ギターだって、ソロはすごくうまいけど、他のところは大したことない
みたいな、そんなイメージが僕にはあったわけです。

そんな時に湾岸ウィングを聴いたら、
流行りとは真逆というか、
そのスケールの大きさと、世界観の表現力に、
心底驚いてしまったのです。

ギターソロは低い音で、音と音の間がとても広く、
バックに聴こえるシンセサイザーと様々なパーカッションの音が、
湾岸の潮と風の情景を見事に表現している。
ドラムとベースが一定のリズムを叩いていて、
静かな湾岸に向かってくる飛行機に興奮を隠せない、まるで心臓の鼓動のように感じる。

その後の佐野公美さんのどこまでも高いコーラスが、低く頭上を駆けていくボーイングの絵を思い描かせているように思います。

「流行りに合ってない」なんてとんでもない。
流行りに合わせる必要がない、
なんという世界観、なんというオリジナリティー。

これで、今も続く村田和人クレイジーになってしまったのです。