『愛してます!』

~とある村田和人さんファンのブログ~

ひとかけらの夏

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1983年6月リリースの、村田さん2枚目のアルバム。
未だにこれは、人気ですよね。

それはなんといっても、収録曲の魅力です。

1.一本の音楽
2.Summer Drean
3.台風ドライブ
4.So long, Mrs.
5.Catching The Sun
6.Travelin' Band
7.やさしさにGood-bye
8.幻影(イリュージョン)
9.Love has just begun
10.ニコニコ・ワイ

この収録曲の内 3曲が、CMとのタイアップとなっています。

1つ目は、シャープ“エルシーメイト”というソーラー電卓のCMで、「Catching The Sun」

2つ目は、村田さんの代表曲であり最大のヒットであり、名曲中の名曲 「一本の音楽」(日立マクセルのカセットテープ XL I)。

3つめは、「ニコニコ・ワイン」で、サントリー レゼルブというワインのCMでした。

ソーラー電卓だから、Catching The Sun て、やるなぁ。

全面的に、山下達郎さんのプロデュースというのも魅力です。
が、Catching The Sunだけは、椎名和夫さんのアレンジとなってます。


前作の「また明日」は、アレンジに統一感がなかったという反省があって、
この「ひとかけらの夏」は山下達郎さんアレンジとなり、
Catching The Sunはいいアクセントとして、バランスの取れたアルバムなんだと思います。

このレコーディングで、村田さんは達郎さんと一緒にスタジオに入って、
レコーディングのいろはを教わるわけです。
教わるといっても、達郎さんが1つひとつ教えてくれる訳ではないから、
見て盗んだというか。

でも、この経験が全てのちのセルフプロデュース、アレンジ、村田さん節に繋がって行くので、
改めてじっくり元祖を聴くのもいいと思います。

アマチュア時代の曲は全くなく、このアルバムのために新しく作られた曲のみの構成、
村田さんの作詞が5曲もあります。
竹内まりやさん作詞の幻影(イリュージョン)、
そして、なんといっても、安藤芳彦さんの詞がいい。

特に「So long, Mrs.」は、ほんとになんでもっと知られないんだろう?と不思議です。
伊勢正三さんにとっての なごり雪 なら、
村田さんにとっての So long, Mrs. みたいなものじゃないでしょうか。

そして、なんといっても、「一本の音楽」。
村田さんが唄わない日はなかっただろう名曲。
何かヒット曲があって、その1曲だけのイメージに悩み苦しむミュージシャンが少なからずいらっしゃる中で、
村田さんはこの曲にファンがどんな思いを持っているのかを深く理解して、
プラス、作詞の安藤さんの思い、村田さんご自身の思いも込めて唄い続けてきた。

村田和人 = 一本の音楽
と大半の人がイメージしても、それを喜んでいた。
懐の深い人だなぁ、とつくづく思います。


ジャケットは・・・、どうなんでしょう。
僕個人的には、もう少しどうにかできなかったのか
と思います。

Moon時代のアルバムの欠点て、ジャケットだと思うんです。
特にこの「ひとかけらの夏」。

あの赤と黄色の四角と丸は何なんだろう?
村田さんご自身が、ひ弱そうな感じだし。

曲がこれだけいいもの揃いなので、
ジャケットをもっと考えれば、もっと売れたと思うんですよね。
最高位25位だそうですが、15位くらいには行ってませんかね?

まぁ、村田さんご自身が、これまではジャケットにあまり力を入れてなかった と、
GO POP発売の頃に言ってたので、
そんな代表の1枚ということですね。