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『愛してます!』

~とある村田和人さんファンのブログ~

brother

村田さんの曲たち

「P-CAN」収録曲。

なんとも不安定な状況下である中東を思わせるような、緊張感のあるアレンジ。

肌の色、宗教、生まれた国、育った場所…。

それぞれが全部違って当たり前なのに、それが故に争いが絶えない。

争っているのはみんなfamilyでありbrother。


「brother」と全部小文字ということが不思議でした。

でも、争いを起こしているのは特別な人たちではない、
決して特定的な the のつく人たちではなく、

極々普通の人たち、または自分たちの問題なんだ、
ということを表しているのでは、と思ってます。


ずーーっと夏シリーズからの詞が、それまでの詞とがらっと変わったイメージがあります。

メッセージ性が軽い、事情詞のような日常を描いたものになっていって、
すーーっと入ってくるようになって、
逆に涙することが増えたり。


そんな中、村田さん作詞のbrotherは、最近のアルバム収録曲としては異色でした。

村田さんの若い頃のものなんですね。

若さは反発の時期。
ミュージシャンであれば尚更。

P-CAN発売前の村田さんのライブで、
「もう世に出してもいいだろう、と思って」
入れたとおっしゃっていました。

若い頃の怖さ知らずさを、還暦を迎えたご本人なりに許せたり、
全部受け止められるといった余裕を感じられたのでは、と思います。

夏全面押しのP-CANの中にあって、夏らしさのないbrother、と思いますが、
それでも、聴き飛ばすことのない不思議な曲です。